肉サラダ 〜 第9シーズン第16話「16歳」 の一件

CSI:メンバーのファミリー感がたまらない。
↓家族割り振りでいうとこんな感じの印象を受けた
父:グリッソム(カリスマ。知的変人。冷静)
母:キャサリン(父との信頼関係。感情的)
長男:ウォリック(父の一番のお気に入り)
次男:ニック(父に認められたい・・と思いつつ他兄弟へのフォロー)
三男:グレッグ(父こわい><)
長女:サラ(父への反発と偏愛)

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ニックとサラの絡みは色っぽさ0%でマジで兄妹っぽい。見てると和む。大らかなお兄ちゃんと生意気勝気妹ちゃん。
第4シーズンは昇進争いがあったしサラのピリピリがピークだったんで殺伐してたけど、それはそれでまあ兄妹感が出てて良かった。
(ていうか、第4シーズンってニックの好感度上がりまくるシーズンだったね!隙間無くその人当たりの良さを発揮していた。それで逆にサラやウォリックから反感を買ってたけど。)


ところでCSIキャラクターはちゃんと生年月日まで設定されているので楽しい。
ウォリック・ニック・サラの3人は同年齢で誕生日も近い。
ニックが8月、サラ9月、ウォリック10月、と1ヶ月ごと。
・・・そこでCSI:9 第16話「16歳」のニックの話だ。
ニックが誕生日だよ!って話で、CSIメンバー皆でニックにケーキを用意したけど、ニックは物憂げにろうそくだけ吹き消してそそくさとその場を去るよね。まだあの子の死も知る前から憂鬱状態だったニック。
何故かってのを想像してみた。
奴ら仲がいいので当然毎年職場で誕生日会をしてたと思うの。
んで、「8月から月1でケーキじゃ太るよね〜(笑)」とか言ってたと思うの。私の勝手な妄想だけど。
今までなら8月のニック誕生日から始まる「3ヶ月誕生日祭り」がもう二度と開催されることは無いからじゃないのか。
サラはとっくにCSI去ってるし、ウォリックは・・・。去年「誕生日おめでとう」電話をくれたグリッソムもいない。
あまりの悲しい環境の変化に悲愁を感じ得ない心境だとしてもそれは仕方なかろう。
この「16歳」って回は、前年ニック誕生日から落ちるように悲しいことばかり起こったニックの1年というのがよくまとまった名作でした、というお話。