第２シーズン（１７）

LUPIN THE THIRD second tv,DVD Disc17

収録作品

第97話　ルパン一世の秘宝を探せ
第98話　父っつあんのいない日
第99話　荒野に散ったコンバット・マグナム
第100話　名画強奪ウルトラ作戦
第101話　ベルサイユは愛に燃えた
第102話　ルパンはシャネルがお好き

第97話。久しぶりにルパンがとっつぁんを「銭形」と呼び捨てにしているのを聞いた気がする。
もうね、かっこよすぎますよ、銭形警部。今回は前半で全てかと思うくらい充実した銭形賛歌でしたよ。やっぱこうでなくちゃね！基本はやり手ですよ彼は！最強だし、人情派だし、惚れるっきゃないですよ。
惚れるといえば、五ェ門の斬鉄剣をロープに結んで扱うという斬新な剣さばき…。あれも何気に銭形警部の技を参考にしてそうな感じですよな。
第98話。なんという…。銭形警部の為にルパン一味が一丸となる。泣ける。不二子に関しては電話でルパンにキレてる時点で感動してしまった。
終盤の銭形のまくし立てるような台詞の多さがテンポ良すぎて最高でした。
あと、懐かしの（第1シリーズ22話以来）トランポリントラックでピョンピョン跳ねる３人がキュートでした。
第99話。ああああ、なるほどぉおおお！！と思わず声が出る程コンバットマグナムが荒野に散っていた。果し合いも仕事もこなさないといけない次元のための最高に良く出来たルパンのプランニング能力には脱帽。すごくテンポがいい。自分も次元と一緒に走ってるかの様な感覚になったね。ルパン一味の次元に対する仲間意識もグンバツでした。五ェ門はやたら献身的な姿を見せるし、不二子もがめつさゼロで、普通に次元を心配していたし、ルパンも、そもそも次元を信頼してなかったらあんな作戦出来ないし。うーん、良い。
記念すべき第100話は、男にとっつぁんのケツが狙われるというデンジャラスな回でした。いやぁ銭形警部が冴えてる回が続きます。まさに、男も惚れるというやつですか。惚れられるのはいいですが、掘られないように是非気をつけて欲しいものです。
第101話。「ベルサイユのばら」は高校時代にぞっこんにハマッていましたので、今回のオスカルの特別出演は楽しかったです。オスカルにドギマギしているルパンを見て「ベルサイユの薔薇族」なんて次元が言ってましたが「薔薇族」と言えば有名なゲイ雑誌ですね。デンジャラスなジョークでした。この回で一つ驚いた事が。人間の肌を傷つけずに服のみ斬るという芸当は五ェ門の専売特許だと思っていたんですけど（「またつまらぬものを斬った」のアレ）、ルパンも普通にこなしていました。ルパンはオールマイティだなぁ。
第102話。結局、目当ての拳銃を盗む場面も無く終了。大英博物館なんてルパン一味にはチョロ過ぎて語る必要も無いという事か。マジイカスね。