ロシアより愛をこめて ― ルパン三世 TVスペシャル第4弾

ファック！第2シーズンDVD第1巻レンタル中だった！ファックファック！

というわけで、TVスペシャルと映画版の2本を借りてきました。

ロシアより愛をこめて ― ルパン三世 TVスペシャル第4弾 [DVD]

なんという五ェ門の要らなさ…。不二子さんの言うとおり「あんた今回全然働いてないじゃない」。
悟りたいんなら寺を吟味しろよな･･･。斬鉄剣を気付かないうちに盗まれるという不甲斐なさといい、毛深い男に穴攻めされるという気色ワリィ状況になったのも自業自得かと。
･･･せめてラスプートンを斬る位の活躍はあげてもいいんじゃないの。大したラスボスじゃないんだから。
気晴らしに指の像を斬るだけとは。斬鉄剣が泣くわ。
それとあのラスト。ジュディと並んでヘリで去っていくルパンらを見送っていたけど、五ェ門はジュディと一緒にロシアに行くの？違うね！置いて行かれただけだね！！
ごく自然に置いていかれても文句言えないくらい五ェ門がルパン一味じゃなかったです。ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ！！
ジュディと五ェ門ですが…。一瞬だけいい関係のような気がしたんですけど、五ェ門がはしゃぎ過ぎで台無しに。におわす程度にしておけばいいのに。「恋はいい･･･」なんて、軟派よ！不潔よ！キラキラしてんじゃないよ！！ばか！五ェ門の基本キャラクターから考えてああいった演出をしてギャップで笑わせてくれようとしたんでしょうけど、ちょっと小寒いです。
別に俗っぽかったり浮かれてるのが五ェ門らしくないなんて傲慢な事言いたい訳じゃないです。五ェ門って結構俗物な感じですし。初登場アレですし。
ただ、全く持って活躍の場も作らずにオチャラケさせるだけだなんてキャラクターを使いこなせて無いんじゃないのかと思ってしまう。ああ、やはり傲慢かしら。でもそう思っちゃったんだから仕方ない。
いや、五ェ門にさえ目を瞑れば、それ程悪い作品では無いと言えるかもかもしれません。
題材は面白いし、銀行強盗の場面あたりは結構楽しく見ていましたし。五ェ門は終始滑ってましたが他のギャグは面白かったし台詞の言い回しもまぁ。キャラクターは皆ライトな魅力を持っていましたし。
ああ、でも銭形警部はなぁ･･･。なんなんだろう･･･持て余し･･･？
なんだか全体的に惜しい気がして悔しさが残る作品でした。